ヒマラヤの虜 【インド編 ③】

メタボ

2008年03月24日 10:28

当時インド旅行者の中では、何年インドを旅行しているかによって、その人の尊敬度が決まりました。日本から来たばっかりの私は一番下。入り口に一番近いボロボロなベッドが私に与えられた唯一の場所でした。

 常に私は、インド旅行の達人の声に耳を傾け、何も分からないインドに来てしまったことを後悔しながら、安宿の天井ばかり見て毎日を過ごしていました。

 数日が経ち、私を助けてくれたおじさんが、『ネパールは良いぞ。一度行ってみろ』という言葉をかけてくれました。その言葉が耳から離れることが出来ず、私はネパールに行きたくなりました。

お金も殆ど無く、騙され続けた大嫌いなインドからの帰国時、私は露店で食べたパンで、お腹をこわしてしまいました。離陸前からトイレ通いが始まり、飛行中ずっと私専用のトイレを確保することに・・・。
経由地のスリランカに着いたら救急車に乗せられ、1週間の野戦病院のような病院で入院することに。たった1週間の入院生活で14キロも痩せてしまいました。

その後、病気も治り、日本へ帰国することになりましたが、空港の検疫に引っかかり、3日間の監視有りの自宅軟禁へ。保健所の人に大変お世話になってしまいました。


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